ページの本文へ

Hitachi

株式会社日立アイイーシステム

SELSENS Box Type-PoE

セルセンス・ボックス Type-PoE
-PoE対応センサデータ伝送ユニット-

特長

■LANケーブル１本でスマート接続・設置

　ＰｏＥ（※）によりLANケーブル１本で最大100ｍ離れたセンサへの電源供給とデータ取得が可能。

■高速なデータ収集が可能

　データ収集間隔は、最速0.1ミリ秒。12bitA/D変換＋平均化処理により、微小な変化を検出。

■各種センサの接続が可能

　アナログ電圧（DC-5V〜+5V）入力対応。電流4〜20mA入力対応（オプション）も可能。

※
PoE：Power over Ethernetの略。LANケーブル経由で接続した機器に電源を供給できる機能。PoE規格 IEEE802.3afで規程。

システム構成例

システム構成例

仕様

仕様一覧（センサデータ伝送ユニット本体）

項目 仕様
アナログ入力 電圧 DC-5V〜+5V
※使用コネクタ　B04B-XASK-1（LF）（SN）　JST製
デジタル変換 分解能　12bit（4096階調）
サンプリング周期　最速0.1ミリ秒　（0.01ミリ秒サンプリング＋平均化処理）
電源供給 PoE給電　DC37V〜57V　／　PoE規格　IEEE802.3af規格（Alternative A）
LANケーブル CAT5e（最大100ｍ）
通信方式 100BASE-TX　全2重×1ch
消費電力 約5W
外形寸法／質量 W75×H30×D50mm（突起含まず）／約150g
筐体材質 耐熱性ABS樹脂
使用環境 使用温度 -5〜40℃　氷結、相対湿度 30〜80％結露なきこと

外観・形状（センサデータ伝送ユニット本体）

外観・形状

動作確認済みセンサ一覧（2022年06月現在）

メーカ 品名 型式 定格・仕様
URD 直流電流センサ HCS-8-20AP-CL 定格電流 ±20A（maｘ ±60A）
出力電圧　±4V、制御電源 DC±15V
URD 直流電流センサ HCS-10-50APCLS 定格電流　±50A（max ±150A）
出力電圧　±4V、制御電源 DC±15V
URD 直流電流センサ HCS-16-100APCLS 定格電流　±100A（max ±150A）
出力電圧　±4V、制御電源 DC±15V
  • （注1）センサはご発注時にご指定いただき、本体に取り付けて出荷します。
  • （注2）一覧にないセンサについて、接続可否確認、カスタマイズ等のご要望もお受けします。

適用事例　中部電力パワーグリッド株式会社殿納め「変電設備の常時監視・データ蓄積」

【目的】変電設備の常時監視をすることで、保守点検の適切なタイミングを判断する。
【効果】分析結果を蓄積し、点検業務（点検項目・点検回数）の省力化に活用できる。

適用事例

センサデータ伝送ユニット設置写真
センサデータ伝送ユニットの写真

データ集約装置（IoTゲートウェイ）設置写真
データ集約装置の写真