ページの本文へ

Hitachi

株式会社日立アイイーシステム

製品概要

エネルギーマネジメントシステム(EMS)標準実装のメガワットクラス産業用蓄電池システム
500kWパワコン(PCS)と1.2MWh蓄電池をワンパッケージ化

製品概要の説明図

特徴

■EMSによる最適制御

ピーク時間の電力を蓄電池による放電でピークカット制御することで電気代の削減・CO2排出量削減・脱炭素社会の実現に向けたソリューションを提供します。

■ハイブリッド型パワコン(PCS)とメガワットクラスの蓄電池

太陽光と蓄電池の2系統に接続可能なハイブリッド型の500kW PCSです。
お客さまのニーズに合ったシステムをご提案します。
蓄電池は安心・長寿命のリン酸鉄リチウムイオン電池を1.2MWh収納しています。

■ワンパッケージ

必要な電気設備や機器をコンテナに集約しています。最小限の工事で蓄電システムを設置できます。

■BCP対応

系統電源が遮断された非常時は自立運転を行い、蓄電池から電力を供給することで、重要な機器の使用を可能とします。

システム構成例

受変電設備、太陽光設備、EMSを含めた蓄電池システムをご提案し、電気代削減・CO2排出量削減・BCP対応にお応えします。

システム構成例の説明図

導入効果

メリット@
電気代削減
ピークカットにより契約電力を下げることができるため、基本料金の大幅削減となり投資回収期間を短くすることが可能です。

電気代削減のイメージイラスト

【ピークカット200kWでの参考例】
年間の基本電力料金削減額は、約460万円
(2023年4月 中部電力ミライズ 高圧電力500kW以上)

20年では・・・
合計削減額:約 9,200万円

メリットA
CO2排出量削減
ピークカットを自家発電から蓄電池システムにした場合、A重油などの燃料使用によるCO2排出を低減することが可能です。

CO2排出量削減のイメージイラスト

【ピークカット200kWでの参考例】
年間のCO2排出削減量は、約120(t-CO2)※
(燃料:A重油)

20年では・・・
合計削減量:約 2,400(t-CO2)

自家発電の運用状況で変化しますので、参考値となります。

ワンパッケージ化による設置スペースの削減

設置スペース削減の説明図

仕様一覧

項目 仕様
蓄電池部 定格蓄電池容量 1.2MWh 2.0MWh 3.2MWh
蓄電池種類 リン酸鉄リチウムイオン電池
サイクル数 7000サイクル以上(環境温度25℃、DOD80%)
期待寿命 15〜20年(環境温度25℃、DOD80%)
PCS部 定格電圧 三相3線 420V、440V、460V(収納変圧器のタップ切換にて設定可能)
定格容量 500kW(蓄電池250kW+PV250kW、蓄電池250kW+蓄電池250kW)
定格周波数 50/60Hz
自立運転機能 有(ブラックアウトスタート)
瞬低時運転継続機能 JEAC9701-2016 FRT要件に対応
交直回路間絶縁方式 変圧器絶縁
EMS部 監視制御 監視:状態/故障、制御:デマンド/ピークカット/ピークシフト/スケジュール制御
通信方法 Ethernet、RS485
使用環境 周囲温度 -20〜45℃
周囲湿度 相対湿度 15〜90%RH(結露なき事)
雰囲気 塩害、粉塵、振動、腐食性ガスがないこと
冷却方法 強制冷却
コンテナ数 20ft×1台 20ft×1台 20ft×2台
寸法(L)×(W)×(H) 20ftコンテナ:6,058×2,438×2,896mm
概算質量 20,000kg 24,000kg 44,000kg
設置場所 屋外